鐘ヶ淵周辺は関東大震災や東京大空襲による災禍を免れ、戦後の経済成長に伴って面的整備が伴わないまま急速に市街化が進みました。そのため防災上危険な密集市街地が形成されたことにより、老朽化した低層の木造建築物が多く残っており防災面の不安を抱えております。
また、東京都が実施している地域危険度測定調査において、建物倒壊危険度、火災危険度が高く、災害時活動困難度を考慮した総合危険度も高い地域となっています。
このことから東京都や墨田区において防災性を高めるまちづくりが進められており、墨田まちづくり公社では現地事務所(鐘ヶ淵まちづくりの駅)を開設し、地元コミュニティー形成の促進を図りながら、安全・安心なまちづくりが進められるよう墨田区の事業を支援しています。