“災害に強い快適なまち”を目指し、昭和56年に地元委員や都・区で構成される京島地区まちづくり協議会が設立され、まちづくりの基本となる「京島地区まちづくり計画(大枠)」を決定し、現在まで継続して、まちづくりが進められています。
墨田まちづくり公社は、昭和57年の設立以降継続して、まちづくり協議会の事務局を担ってきました。まちづくり協議会は、自分たちの街は自分たちで守るとの思いを強く掲げ、墨田区と地元との役割分担を明確に活動してきました。公社は事務局として、その活動を支援することで、住民の防災意識の向上を図るとともに、区と住民とのパイプ役を担ってきています。
なお、まちづくり協議会では災害時の防災設備だけでなく、平時の京島の水景なども幅広く検討を行う『水活用勉強会(通称:京島井戸端会議)』を平成28年6月に設立し、区へ様々な提言を行ってきました。その一つが、防災井戸の設置で、令和3年4月に開設した協和井戸端広場に設置され、提言が実現しました。